注目の新譜:miwa「“渋谷物語~完~”」 デビューの日に始まった物語の終わりと始まり

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 シンガー・ソングライターのmiwaさんが、今年の春に国立代々木競技場第1体育館(東京都渋谷区)で行ったライブの模様を収めた映像作品「miwa spring concert 2014“渋谷物語~完~”」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)を13日に発売した。

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 今年3月8、9の2日間にわたり同所で行ったライブのうち、9日の公演を収録。2010年3月3日のデビューシングル発表日にshibuya eggman(東京都渋谷区)、11年にSHIBUYA−AX(東京都渋谷区)、12年に渋谷公会堂(東京都渋谷区)でライブを行い、13年の大みそかにはNHK紅白歌合戦出演のためNHKホール(東京都渋谷区)のステージに立った。3月のこのライブは毎年のように会場の規模を大きくしてきたmiwaさんの“渋谷物語”を締めくくる大きな節目となった。

 メインステージから花道でつながったセンターステージに立ち、ギターの弾き語りで始まったライブは、2部構成になっており、前半はアコースティックな楽曲を中心に、後半はより華やかで力強い楽曲を中心に披露。前半の最後ではshibuya eggmanのステージと同じ広さという、センターステージに黒く塗った三角のうえで歌い、大粒の涙を流した。後半は、裾の広がったピンクのドレスに身を包み、エレクトリックギターを抱えてスタート。昨年の大ヒット曲「ミラクル」などを交えながら満員の観客を盛り上げ、大団円を迎えた“渋谷物語”に続く、さらに大規模な“miwa物語”の始まりを予感させるエモーショナルなライブだった。

 ディスク2には、リハーサルの様子や出演メンバーによる開演直前の円陣など、舞台裏を追った「making of miwa spring concert 2014“渋谷物語~完~”」と、8日公演のアンコールでのトークを収めている。映像作品「miwa spring concert 2014“渋谷物語~完~”」は全24曲入り。DVDは5000円(税抜き)、ブルーレイディスク(BD)は6000円(税抜き)。どちらも初回仕様限定盤は豪華ブックレット付きで、三方背ボックス入り。

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