フィギュアスケーターの安藤美姫さんが16日、東京・お台場で開催中のフジテレビの夏イベント「お台場新大陸」でトークショーを行った。娘が1歳4カ月になる安藤さんは「もう歩いたり、走ったりもします。元気ですくすく育っています」と笑顔を見せ「食事も私と同じようなものを食べていますね。(自分も好きな)うどんはけっこう食べています」と子供の成長を報告した。
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この日のトークショーは、同イベント内のパビリオン「すぽると!ドリームパーク」の特設ステージで行われ、MCを元フィギュアスケート選手で同局社員の中野友加里さんが務めた。約300人の観客が集まった。
安藤さんは、昨年、ソチ五輪を目指して現役に復帰した当時を振り返って「復活できるか不安だった。もどかしいこともあって泣いたりもしました」と明かす一方、「娘がいたので頑張れました。娘の存在はすごく大きかったです」とコメント。また「出産したことについて90%の人に叩かれましたが、自分の姿を見て受け入れてくれる人がいて、すごくうれしかった。勇気づけられました」と語った。
また「アイスショーで忙しい」と近況を語り、「お仕事をしている間は母が(娘を)みてくれています。家族が支えてくれるので仕事も子育ても両立できる」と感謝。日本の育児環境については「整っていないと感じる」といい、「米国やヨーロッパでは職場に保育園があったり、産休を2年間とれる国もある。日本の女性は仕事か育児かの選択を迫られる人が多いと思うが、環境が整えばもっと輝けると思う」と母の立場で語っていた。