コラムニストの犬山紙子さんが23日、東京都内で行われた映画「ソニはご機嫌ななめ」(ホン・サンス監督)トークイベントに登場。8日に結婚を発表後、初のイベントに登場した犬山さんは「恋人ができたのは1年2カ月前。恋人ができたのはタイミングと運で、やっとそのタイミングが来たって感じでした」と語り、イベント終了後は左手薬指の結婚指輪とともに笑顔で写真撮影に応じた。
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犬山さんはエッセー「負け美女」(マガジンハウス)などの著作で知られ、8日にロックバンド「神聖かまってちゃん」のマネジャーを務める劔樹人さんと結婚したことをブログで発表した。犬山さんは「私は気が短く、彼は気が長いというか怒らないタイプ。長くやっていける人はこういう人なのかなあと思いました」と振り返り、「付き合う時は私から(アプローチした)。最初、向こうは逃げていました」と明かした。
公開中の韓国映画「ソニはご機嫌ななめ」は、ソニ(チョン・ユミさん)とソニに気のある3人の男性たちの四角関係を描き、ホン監督は2013年の第66回ロカルノ国際映画祭で監督賞を受賞している。犬山さんは映画について「男性が描くヒロイン像は神格化されているけれど、(同作は)本当のモテる女の子を、神格化せずに描き切れている」と絶賛。さらに「ソニはサークルクラッシャータイプ。(ファッションが)巻き髪に白ワンピースだったら分かりやすくて、警戒するけれど、ソニは絶妙。露出していないし、すっぴん風のメークに黒髪に(髪をマフラーの中に入れ込んでくしゅっとさせる)“マフもこ”で、みんなの警戒心を解きつつ計算している。でもあれは選ばれし女子のみができるファッションだったりするので」とヒロインの“モテテクニック”について解説し、観客も熱心に聴き入っていた。
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