テリー伊藤:更年期障害治療で回復 「気分はジローラモ」

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 演出家のテリー伊藤さんが25日、東京都内で行われた日本初という男性専門総合クリニック「メンズヘルスクリニック東京」の開院記念セミナーにゲストで出席した。抜け毛・薄毛などのAGA(男性型脱毛症)専門外来を中心にテストステロン(男性ホルモン)に着目した男性医療を行っている同院に患者として訪れたというテリーさんは「ここ2~3年ですかね。ときめき感がなくなってきた。週刊誌のグラビアページも飛ばしてしまったり、音楽を聴いたり町の景色見たりしてもね。袋とじを破かなくなっちゃったからね。まずいなと思った」と“男性力”に不安を持つようになったと告白した。

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 友人から男性の更年期障害ではないかと指摘されと明かしたテリーさんは、同院で行っている男性機能を総合的に測定する「男性力ドック」を受けたといい、「僕は陽気に年を取っていきたいなと感じて先生と相談させてもらった。この先、何十年間もときめかないんじゃつまらないでしょう? ずっとやらしい男でいたいじゃないですか」とにんまり。治療も受けたというテリーさんは「最初は半信半疑だったんですけど、本当に感性が戻ってきますよ。街の女の子がキレイに見えるようになった。いいでしょう! 気分はジローラモだね!」と冗舌に語っていた。

 同院は、男性の頭髪治療を中心に行う専門クリニックとして1999年に西新宿で開院した「城西クリニック」が名称、診療内容ともにリニューアルして、東京・丸の内エリアの「パシフィックセンチュリープレイス」10階に移転。テストステロンに着目し、AGA専門外来、男性更年期専門外来、男性妊活外来などを設け、大学病院や研究機関とも連携しながら、男性の外見と内面の健康を考えた治療を行っている。

 テリーさんは「長生きはしても気力がなくなったり、ファイティングポーズが取れないならしょうがない。こういうのを受けるのは恥ずかしいことでも何でもない。女性がエステや美容院に行くのと同じですよ」とアピールしていた。

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