天霧真世:元タカラジェンヌが考案 シェイプアップ体操“マヨササイズ”とは?

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 2011年に宝塚歌劇団を退団後、トレーナーやインストラクターとして活躍する天霧真世さんが、24日に「毎日キレイ」編集部を来訪した。天霧さんは現在、宝塚在籍中に考案したエクササイズ「マヨササイズ」の教室を展開しており、メディアでも注目を集めている。天霧さんは、マヨササイズについてペットボトルや麺棒といった道具を使いながら、音楽に合わせて「有酸素運動と筋トレ、ストレッチを取り入れたシェイプアップを目的としたエクササイズ」と説明。「年代を問わずに取り組んでいただけます。体を動かすことは楽しいし、健康にもいい。現役中に学んできたことをポジティブな言葉とともにみなさんに伝えていきたい」とアピールしている。

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 天霧さんは、1999年に宝塚歌劇団に入団し、13年間、男役として活躍した。マヨササイズは、08年にウォーミングアップのためのエクササイズとして考案し、やり始めたところ、所属する星組のタカラジェンヌの間で広まり、みんなで公演前に動きを採り入れるまでに発展。そのうち、ファンの間でもマヨササイズがうわさとなり、退団後、その声に応えてレッスンするうちに宝塚、東京、名古屋で教室をオープンさせるまでになった。

 天霧さん自身、当初はここまでになることは「想定していなかった」という。実際、退団後は「宝塚で13年やり遂げた達成感でいっぱいで、まったく先のことは考えていませんでした。何をしたらいいのか分からないままボーっとしていたんです」と当時を振り返る。だが、「緊張感から開放されたことで、体がどんどん変化していく自分を見て、『このままじゃだめだ』と思った」と奮起したといい、「今まで宝塚にいたことを自信に変えていかないといけないと思ったし、今まで自分が学んできたことを人にお伝えできる方法は何かないか……と考えたときに、現役時代にファンの方がマヨササイズを教えてほしいといってくださっていたのを思い出した」と始めたきっかけを明かす。

 天霧さんは、教室でマヨササイズを指導するにあたって一般向けに改良。「宝塚でやっていたものは激しい内容だったので、誰でも実践できるレベルにするのと同時に、美しい体を作るためのシェイプアップの動きを多く取り入れました」と語る。また、「道具として手軽なものを、と考えてたどりついたのがペットボトルと麺棒」と話し、「ペットボトルはダンベルとして。麺棒はエクササイズで使う以外にもリンパを流したり。100円ショップでも売っているのでお手頃です」と天霧さん。「それから、私のエクササイズで特徴的なのは常にポジティブな言葉を掛け続けること。エクササイズ自体は1時間ほどですが、その合間や前後にお話しする時間を加えて1時間半くらい。言葉からプラスに変えていけば考え方も行動も前向きになる。内面的な美しさも一緒に磨いていけたら」と笑顔で語った。

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