女優の宮沢りえさんが29日、東京都内で行われた着物ショー「鈴乃屋『清鈴苑きものショー』」に特別ゲストとして登場。同ショーは、着物デザイナーの小泉清子さんの新作発表の場として知られ、宮沢さんは16年連続の出演となる。宮沢さんは、司会者から“ショーの顔”と紹介されると照れ笑いを浮かべ、「(16年って)すごいこと。16年間、見に来ていただいているお客様もいると思います。ありがたいですね」と語った。
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この日、宮沢さんは、四季折々を彩る花々をそれぞれあしらった「清盛桜」「時の華」「花宴」の3枚の着物姿を披露。観客からは大きな拍手が送られた。宮沢さんは着物について「可愛らしさとクールさが交じり合っていて、とてもすてきですね」とにっこり。現在は、9月から始まる舞台「火のようにさみしい姉がいて」に向け「稽古(けいこ)の真っただ中」といい、「毎日が濃密で、発見することがゴロゴロ落ちている。(演出の)蜷川幸雄さんからも愛のある励ましをいただいて、新しい引き出しを開けることができれば」と意気込みを語ると、「(共演の)大竹しのぶさんと男を巡って火花をバチバチさせています」とおどけてみせた。
「清鈴苑きものショー」は、1960年から続く日本最大級の着物ショーで、54回目を迎えた今回は「千紫万紅(せんしばんこう)」がテーマ。同ショーは31日までで、30日は女優のりょうさん、31日は歌舞伎俳優の中村獅童さんが特別ゲストとして登場する。