木村佳乃:長女は「アナ雪に夢中」、次女は「歩くように」 子供の成長に目を細める

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 女優の木村佳乃さんが出演する連続ドラマ「罪人の嘘」(WOWOW)が、31日からスタートする。ドラマは、伊藤英明さん演じる大手法律事務所に勤める悪名高い高級弁護士・笠原卓也の栄光と闇を描いたリーガルサスペンスで、木村さんは笠原の幼なじみで医者の松本康子を演じている。木村さんは1996年に女優デビューし、そのキャリアを着実に積んできた一方で、プライベートでは2010年に結婚。現在、2人の女児のママでもある。仕事との両立の中、「一番癒やされるのは子供たちといる時間」と語る日常生活や、輝きを増す美しさの秘訣(ひけつ)を聞いた。

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 木村さんは、11年11月に長女、13年5月に次女を出産。「上の子は(取材時)2歳8カ月。『おなかすいた』『眠くなっちゃった』とかけっこう会話ができるようになって、脱いだ靴もそろえられるようになりました。今、『アナ雪(アナと雪の女王)』にハマっていて、ずっと歌っています」と笑顔。「下の子も、もう歩くようになったので、びっくりです。お姉ちゃんにくっついて、ブロック遊びなどお姉ちゃんのやることを一緒にしたがりますね。本当に子供の成長って早い。その分、私も年を取るはずだと思いました」と娘たちの成長ぶりに母の顔で目を細める。

 木村さんの日常生活は子供が中心。大好きだというファッションは「子供が小さいので洗えるものしか着られなくなっちゃったんです。今はTシャツにジーンズ、または短パンスタイルが定番です」といい、食事も「子供たちにあげて、私は残り物みたいなものばかり食べています」と自分は二の次になっているという。そのためドラマ現場では、主演の伊藤さんが主催した食事会で「伊藤さんがとにかく『食べろ、食べろ』って。『子育ては大変だろう』って。そのときはやたら食べさせられた思い出があります」というエピソードを語る。

 育児と仕事で多忙な日々を送る木村さんだが、母としての凜(りん)とした美しさも加わり、さらに女性としての輝きを増している。その“美の秘訣(ひけつ)”を聞くと、「よく眠ること」だとシンプルな答えが返ってきた。「何にも代えがたいと思います。1日の用事がなくなったら、すぐに寝ちゃいます。子供が風邪などを引かない限りは、仕事もしているので最低6時間は寝たいですね」と話す。また、「お化粧は、仕事以外では昔からあまりしないんですが、今も仕事が終わったらすぐに落とします。スキンケアは、洗顔をしっかりやることかな」と続ける。

 慌ただしい日常のリラックスタイムは「テレビを見ること」。「WOWOWで放送している海外ドラマの『グレイズ・アナトミー』が好き。医療ものなんですが、今、ハマっています。それから『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。ビデオに録(と)っておいて、子供が寝静まったあとに見る時間が幸せ」と笑みを浮かべる。それでも、最後には「やっぱり一番癒やされるのは子供たちといる時間ですね」と木村さん。今、一番したいことを「家族旅行に行きたい」と明かし、「下の子が生まれてからまだ行っていないんです。海外なら、子供に合わせて時差があまりないところがいいですね。国内なら沖縄とか。ゆっくりしたいですね」と思いをはせていた。

 ドラマ「罪人の嘘」は、WOWOWプライムで31日から毎週日曜午後10時に放送。全5話で、初回は無料放送。

 <プロフィル>

 きむら・よしの 1976年4月10日生まれ。幼少期にロンドンとニューヨークで暮らし、英語が堪能。モデル活動を経て、96年にドラマ「元気をあげる 救命救急医物語」(NHK総合)で女優デビューした。その後、数々のドラマや映画に出演。また日本観光広報大使(2004年)などの観光大使も務める。10年に少年隊の東山紀之さんと結婚。11年に長女、13年に次女を出産。WOWOWのドラマWには「CO 移植コーディネーター」(11年)に出演。公開中の映画「ホットロード」に主人公・和希(能年玲奈さん)の母親役で出演している。

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