カリメロ:テレビ東京で21年ぶり復活 シリーズ初のCGアニメ

「カリメロ」のキャラクタービジュアル (C)PAGOT,(C)Calimero CGI
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「カリメロ」のキャラクタービジュアル (C)PAGOT,(C)Calimero CGI

 いつも卵の殻をかぶった黒いヒヨコの成長を描くテレビアニメ「カリメロ」が、10月からテレビ東京系で21年ぶりに復活することが1日、明らかになった。東京都内で同日行われたテレビ東京・BSジャパン10月編成説明会で発表された。今回はシリーズ初のCGアニメで、日本、フランス、イタリアの共同制作の新作となる。

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 「カリメロ」は、イタリア人のマンガ家・パゴット兄弟とイニャツィオ・コルナギさんによって1963年に生み出されたキャラクター。日本では、74年に日伊合作で第1期アニメが放送され、92~93年には第2期アニメが同局で放送されて人気を集めた。強い正義感の持ち主のカリメロ(朝井彩加さん)が、天真らんまんなガールフレンドのプリシラ(大久保瑠美さん)、無鉄砲で楽天家のジュリアーノ(菊池こころさん)、トラブルメーカーのピーター(櫻井トオルさん)らとともに、カリメロの身の回りで発生するハプニングを解決しながら成長していく姿を描く物語。

 菅沢正浩プロデューサーは、「可愛いキャラクターたちはもちろん、彼らの暮らす街や風景はとてもおしゃれなデザインと色遣いで絵本のような映像が展開されています。見たことのある、知っているキャラクターだと思うなかれ、新しくて美しいカリメロをご堪能ください」とアピールしている。「カリメロ」は、10月7日からテレビ東京系で毎週火曜午前7時半~7時45分放送。

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