あの花:スタッフ再結集で秩父舞台にオリジナル新作 地元イベントで製作発表

 「あの花」の愛称で知られる人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のスタッフが再結集し、完全オリジナルの新作劇場版アニメが製作されることがこのほど、明らかになった。「あの花」の舞台モデルとなった埼玉県秩父市で8月31日に開催されたイベント「あの花夏祭inちちぶFinal」で発表されたもので、同市が舞台の青春群像劇で、長井龍雪監督が手がける。

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 脚本は岡田麿里さん、キャラクターデザインは田中将賀さんが担当し、アニメーションは「A‐1 Pictures」が製作。長井監督は「また3人で作品を作ることになり。うれしく思います。『あの花』のように、たくさんの人に愛される作品を生み出せるようがんばります。楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。公開は2015年を予定している。

 「あの花」は、仲間の少女・めんまの死をきっかけに疎遠になった6人組だったが、リーダーの少年・じんたんの元に死んだはずのめんまが現れ「願いをかなえて」と言い出し、再集結するという青春ファンタジー。2011年4~6月に放送され、13年8月には劇場版も公開。同市に大挙ファンが訪れる“聖地巡礼”現象が起こった。

 なお「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の公式サイトでは、発表を受け、同日から謎の卵のイラストが掲載されている。

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