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森理世:ミス・ユニバース世界一 日本女性の「アピールべたは長所」

芸能

 2007年のミス・ユニバース世界大会で優勝したモデルの森理世さんは、2009年からトヨタ自動車の高級車「レクサス」のアンバサダーを務めている。トヨタという世界的に有名なブランドを背負い、各国で販売されているレクサスは「世界を舞台に挑戦するミス・ユニバースに重なるものがある」と語る森さんに、海外で日本女性が輝くための秘けつや日本女性ならではの魅力を聞いた。

 森さんは4歳からジャズダンスを始め、「世界で活躍できるダンサーになりたい」という夢を抱いて、16歳から3年間カナダに留学。現地のバレエスクールを卒業後、渡米して、ブロードウエーダンサーを目指すための「ロケッツ・サマーインテンシブ・プログラム」にアジア人として初合格した。プログラム修了後に帰国し、07年にミス・ユニバースに応募。メキシコシティーで開催された世界大会で、日本人としては48年ぶり、2人目となるグランプリに輝いた。

 10代で海外に飛び出して研鑽(けんさん)を積み、その後、ミス・ユニバースを舞台に世界の美女たちと頂点を競った森さんは、日本女性が世界で活躍するためには「強い信念を持って、成し遂げたい目標に向かって突き進むことが大切」だと語る。「海外にはタフな女性たちがたくさんいますし、世界という大きな舞台にも比例して、国内で頑張る以上にパワーが必要になる。そのためにも一層、精神力を鍛えていかないといけない」と続ける。

 その際、忘れてはならないのが「つらいことや大変なことがあっても、曲がらず、ゆがまない」こと。「マイナスな出来事に出合うと、自分の初心がたたかれて形が変わってしまいがち。曲がったり、ゆがんだりして、美しい形でなくなった状態で何かを達成しても意味がないと思うんです」といい、「最初のピュアで真っすぐな気持ちのまま、目標にたどり着くことが大切」と持論を展開する。

 そして、日本女性の長所を引き合いに出し、「日本女性は忍耐強いと思っていますので、耐え忍ぶところは耐え忍び、ここだけは譲れないというところは譲らない。自分らしさを失わずに突き進んでいくことが、世界で活躍できる精神じゃないかなと思います」と森さん。実際に自身も、海外に留学した際とミス・ユニバースに挑戦した際、二度にわたって母親から「忍耐」と書かれた木のプレートを持たされたという。

 さらに森さんは、日本人の「アピールべた」という一見、短所とも思える特徴も「日本女性の美しいところ」だと語る。「たしかに海外の女性は、自分をアピールしたり、セルフプロデュースすることに長けていると思います。それは彼女たちにとっての強み。でも日本女性は、人が見ていない場所で誠心誠意、行動ができる。アピールするという気持ちではなく、相手に気づかれずにさりげなく周りが気持ちよくいられるように陰で努力している姿が、すごく美しいことだと思います」と普段は見失いがちな日本女性ならではの魅力をアピールした。

 次回は「車の運転が好き」という森さんに、お気に入りのドライブスポットやBGMなど、カーライフについて聞く。

 <プロフィル>

 もり・りよ。1986年12月24日生まれ、静岡県出身。4歳から母の元でジャズダンスを始め、2003年にカナダに留学。ハイスクールと並行して名門「クインティ・バレエスクール」に入学し、教師課程を専攻。06年に卒業後、ニューヨークでブロードウエーダンサーを目指す「ロケッツ・サマーインテンシブ・プログラム」にアジア人として初めて合格し、プログラム修了後に帰国。07年、「ミス・ユニバース」日本代表に選ばれ、メキシコシティーで開催された世界大会に出場し、優勝する。「ミス・ユニバース2007」として14カ月にわたってニューヨークを拠点に活動。任期を終えて08年に帰国してからは、メディアなどで活躍する一方、09年に静岡にダンススクール「I.R.M.アカデミー」を母とともに設立。アーティスティックディレクターとして直接後進の指導にも当たっている。

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