テレビ試写室:「HERO」最終回 法廷で久利生が熱弁! 鍋島へ思いはせる場面も

フジテレビ提供
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 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組について、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は、22日午後9時に放送される人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演する“月9”ドラマ「HERO」(フジテレビ系)だ。

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 なんと言っても見どころは、最終回のためだけに用意されたというセットで繰り広げられる法廷シーン。「HERO」の連続ドラマの中でこれほどの分量を占めて描かれるのは初めてという。木村さん演じる型破りな検事・久利生公平はジーンズのラフなスタイルが定番だが、法廷シーンでは黒のジャケット姿で、熱弁をふるう様子は「かっこいい」の一言に尽きる。

 第1話では、前作で故・児玉清さんが演じた久利生の一番の理解者・鍋島次席検事の写真が登場し、児玉さんの名前がエンドロールに記されるという計らいが話題を集めた。最終回では、久利生が鍋島への思いをはせる場面があり、感動を誘う。

 また同作は、主人公だけではなく、東京地検城西支部のメンバー全員にスポットライトが当たることが大きな魅力。最終回でメンバー全員で力を合わせて真実を明らかにしていく姿にも胸を打たれる。さらに久利生と、北川景子さん演じる麻木千佳のコンビの行方がどうなるのか……。目が離せない。

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