女優の須藤理彩さんが主演を務め、俳優の安田顕さんが初めて“オネエ”の役を演じることで話題の「小川町セレナーデ」(原桂之介監督)が4日に公開される。映画は、とある町のスナックを舞台に、母が経営するスナックが借金のため閉店間際と知った娘が、店を立て直すべく奮闘する姿を描く。須藤さん演じるスナックのママをはじめ、常連客ら個性的だがどこかにいそうな登場人物たちが、笑えてほんわかとする心温まるストーリーを展開していく。
あなたにオススメ
朝ドラ:26年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
とある町にたたずむ「スナック小夜子」は、どこか懐かしい雰囲気を持ち、毎夜、常連客が訪れる。スナックのママ・真奈美(須藤さん)はシングルマザーとして娘の小夜子(藤本泉さん)を育てていた。高校卒業後に東京で一人暮らしをしていたが実家へと戻ってきた小夜子は、店が借金だらけで閉店間近なことを知り、隣町で大人気のオカマバー「シャープ」をまねて“偽オカマバー”として再起を決意。真奈美に猛反対された小夜子は、母の昔の友人で、オネエのエンジェル(安田さん)に助けを求め……という展開。
オネエに扮(ふん)しているけれど本当は女性、オネエなのに父親と個性的すぎるほど濃いキャラクターがこれでもかと出てくる。好き嫌いは分かれそうな設定だが、いざ見てみると、おかしくて楽しい中にハートウォーミングな物語が織り込まれ胸がジーンとさせられる。“偽オカマバー”という意表を突く発想を軸に物語は進み、場末のスナックの持つ独特の魅力や母親のたくましさ、男と女に加えてオネエの持つパワーなどをメランコリックに描きつつ、それぞれのよさを引き出している。人はいろいろなものを背負って生きていることを改めて考えさせられ、家族の大切にも気付かせてくれる。もちろん、新境地を開いた安田さんのオネエぶりは絶妙で、映画内での源氏名の“エンジェル”がピタリとはまっている。角川シネマ新宿(東京都新宿区)ほか全国で順次公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」が原作の「おそ松さん」のアニメ、実写映画、舞台の“異次元コラボ”ビジュアルが公開された。5月24日の六つ子の誕生日を記念した前代未聞のコラボで…
菅井友香さんと中村ゆりかさんのダブル主演で、5月15日に公開された映画「チェイサーゲームW 水魚の交わり」。同作で、樹(菅井さん)と冬雨(中村さん)の、中学生になった娘・月を演じ…
人気シリーズ「トムとジェリー」の劇場版アニメ最新作「トムとジェリー 時をこえる魔法の羅針盤(コンパス)」(クロックワークス配給)が5月29日に公開される。本編中、お調子者のトムが…
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんの主演映画「SAKAMOTO DAYS」(福田雄一監督)で、主人公夫婦の大切な一人娘・坂本花を演じた吉本実由さん。2023年の連続ドラ…
俳優の芦田愛菜さんが5月22日、東京都内で行われた映画「ミステリー・アリーナ」(堤幸彦監督)の公開初日舞台あいさつに出席。アクション挑戦に意欲を見せる一幕があった。