女優の前田敦子さんが、小栗旬さん主演で放送中の“月9”ドラマ「信長協奏曲」(フジテレビ系)の3話(27日放送)にゲスト出演することが19日、明らかになった。前田さんが月9に出演するのは2008年7月期に放送された「太陽と海の教室」に続き2度目で、約6年ぶり。今川義元の領内で暮らす村娘のお春役で、今回が初共演となる小栗さんについて「主役という位置を分かっているというか、全うされている。自然にみんなを引っ張っていらっしゃると思いました。そんな“居かた”が格好いいですね」とコメントしている。
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ドラマは、マンガ誌「ゲッサン」(小学館)で連載中の石井あゆみさんのマンガを原作にした月9で初めての時代劇。突然、戦国時代にタイムスリップしてしまった勉強嫌いの高校生・サブローが、自分にそっくりな本物の信長と出会い、信長として生きていくことを決心する……というストーリー。
前田さん演じるお春は、落馬した小栗さん演じる信長に成り代わった現代人のサブローを家で看病して交流が生まれるという役どころ。過去に「龍馬伝」「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」(ともにNHK)と時代劇に出演経験のある前田さんは「今回は村娘役ということもあって、所作はあまり気にしなくてよくて、しゃべり方も『普通でいいです』と言われているので、型にはまる感じではありません」と語っている。
前田さんは「(月9に)恋愛ドラマというネームバリューを強く感じていた。現場に行くと、月9ではなくてNHKのドラマ撮影現場なのかなって思う」といい、タイムスリップの設定に触れ、「新しい感覚の時代劇です。月9としてのエンターテインメント性もありますので、すごく面白い作品になるんだろうなと思います」と期待。サブロー演じる小栗さんについて「高校生ということで、ピュアであどけない感じ。ドラマをご覧になられた方は、普通に『カワイイ』と言っちゃうんじゃないかな」と話している。
前田さんがゲスト出演する3話は、落馬したサブローを村娘のお春が家で看病する。その後、目を覚ましたサブローは、現在の場所が今川領だと知らされる。ちょうどその時、今川の同心頭が現れ、村長に女衆を要求。サブローは家から出て行ったお春を救おうとする……と展開する。
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