宮本亜門:AKB田野優花のダンス絶賛 NMB梅田彩佳は念願かなうも…

ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」のドロシー役に決まったAKB48田野優花さん(左)とNMB48梅田彩佳さん(右)と演出家の宮本亜門さん(中央)
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ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」のドロシー役に決まったAKB48田野優花さん(左)とNMB48梅田彩佳さん(右)と演出家の宮本亜門さん(中央)

 宮本亜門さん演出で2015年3月に再演されるミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」のヒロイン・ドロシー役の最終オーディションが21日、東京都内で行われ、AKB48の田野優花さんとNMB48の梅田彩佳さんが選出された。宮本さんは当初の予定を覆し、ドロシー役が2人になったことについて「自分でもまさかですよ」と苦笑しながらも、「自分に自分で『いい加減にしろ!』といいたい。でも2人とも落ちる理由がなかった」と明かし、「田野さんはダンスがピカイチ、最高でした。2人が(ダブルキャストで)どんな化学反応を見せるのか今から楽しみ」と笑顔で語った。

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 宮本さんは、2年前の初演時でも最終オーディションに残っていた梅田さんについて「(前回から)完成度をどんどん上げてきて、『ここまできたか、じゃあ次はどこに行くんだ』って感じで、すごいドロシーを作り上げようとしてくれた」とコメント。今回、念願がかなった梅田さんは「めっちゃうれしいです! 今から(上演となる)3月が楽しみで、楽しみで」と満面の笑みを見せたが、15歳のドロシーと実年齢で10歳差を指摘されると「オーディションでも頑張ってキャピキャピしたつもりなんですが……」と照れ笑い。また田野さんは「尊敬する梅田さんとダブルキャストということで、2人で切磋琢磨(せっさたくま)してすてきな作品にしていければ」と目を輝かせていた。

 今作は、ライマン・ブランク・ボームさんの児童文学「オズの魔法使い」が原作で、マイケル・ジャクソンさんやダイアナ・ロスさん出演で映画化もされた傑作ミュージカル。宮本亜門版は2012年に初演され、“初代”ドロシーは当時AKB48に所属していた増田有華さんが務めた。15年3月からの再演では田野さん、梅田さんに加え、エハラマサヒロさん、小柳ゆきさん、瀬戸カトリーヌさん、陣内孝則さんらも出演。東京、大阪、名古屋、福岡で上演される。

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