斎藤工:トークで不倫イメージ助長? 「いいんですよ、感じたままに」と開き直り

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 俳優の斎藤工さんが25日、第27回東京国際映画祭(TIFF)を開催中の六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で、女優の板谷由夏さんとともにMCを務めるWOWOWの「映画工房」の放送150回を記念した公開収録を行った。ティム・バートン監督の米映画「シザーハンズ」(1990年)を紹介した斎藤さんは「(主婦が)水道工事の人を誘惑するシーンがあるんですが、あの誘惑するやり方は理想」と話し、「(ドラマ『昼顔』で)不倫のイメージがあるみたいなのであまり言い過ぎると……」と一旦は自制しようとし、板谷さんからも「墓穴を掘っている」と指摘されたものの、「(自分を)さらけ出そうと思っています。自分の性癖を……。いいんですよ、感じたままに」と開き直り、会場の笑いを誘った。

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 収録を終えた斎藤さんは「六本木という場所で国際映画祭をやるというお祭り感があって、この土地でやる意味も含めて今年が一番(公開収録と映画祭の)相性がいいと感じた」と話し、「今回取り上げた作品やゲストを迎えて紹介した作品の監督は、映画館を出たとき、心の霧がすごく晴れやかだったり、そこを意識して作っている本当の映画人だと思った。それこそが娯楽性だと思う」と大好きな映画について熱弁。また、板谷さんも「昨年もすごく感じたんですが、お客さんが温かい。去年よりも『映画工房』を見てくれている人の(質問の)挙手が多くて、(番組が)浸透しているんだなと思った。映画を好きな人が来てくれている感じ」とうれしそうに話した。

 「映画工房」は、斎藤さんと板谷さん、映画解説者の中井圭さんが、それぞれの立場から、映画について深く掘り下げたトークを展開する15分間のWOWOWの映画情報番組。今回の公開収録は、番組が11月に放送150回を迎えることを記念して、昨年に引き続きTIFFとコラボレートした。番組収録のほか、今年のTIFF日本映画スプラッシュに出品している映画「滝を見にいく」の沖田修一監督、第24回東京国際映画祭で「サクラ グランプリ」と最優秀男優賞をダブル受賞した「最強のふたり」の監督で、今年は特別招待作品として「サンバ」が上映されるオリビエ・ナカシュ監督をゲストにトークショーも行われた。番組はWOWOWシネマで毎週月曜午後8時45分に無料放送。公開収録の模様は11月10、17日に放送予定(10日は午後8時半から拡大SP版で放送予定)。

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