上方落語を代表する落語家で人間国宝、桂米朝さん(88)が「落語研究会」(TBS主催)で演じた高座17席を収録した8枚組みのDVDボックス「落語研究会 桂米朝全集」が、11月5日に発売される。米朝さんは翌6日が89歳の誕生日。卒寿(数え年で90歳)を祝うもので、東西の落語ファンはもちろん、最近落語に興味を持ち始めた人にも上方落語の魅力が伝わるお勧めの作品だ。
米朝さんはこれまで、数多くのDVD、CD、書籍を発表してきた。今回のDVDボックスの特徴は、毎月、東京・三宅坂の国立劇場小劇場で開かれているホール落語の老舗「落語研究会」での米朝さんの高座をまとめたという点だ。主に東京の落語家が出演する中で、米朝さんは1968(昭和43)年から出演し、六代目三遊亭圓生(えんしょう)、五代目柳家小さん、そして立川談志(いずれも故人)といった東京落語の名人らと競演してきた。
戦後、消滅の危機にあった上方落語の再興に尽力し、全国各地で上方落語の面白さを演じ伝えてきた米朝さん。東京落語には、上方落語を移植したものが多くあることは意外に知られていない。このDVDは、米朝さんが落語研究会で、いわば東京落語と「闘ってきた」軌跡でもある。
収録された作品は、71年の「どうらんの幸助」(当時46歳)から2002年の「厄(やく)払い」まで。中でも79年にトリで演じた「一文笛」は、米朝さんが創作した作品で他の落語家も演じる名作だ。
付属の解説書は、落語作家・小佐田定雄さんの解説や、写真家・横井洋司さんの高座写真、年譜など資料も分かりやすくまとまっている。
価格は3万2832円(税込み)。TBSiショップ(http://ishop.tbs.co.jp/)などで予約受付中。秋の夜長を米朝落語で楽しんでみてはいかがだろうか。(油井雅和/毎日新聞)
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