最後の命:柳楽優弥、矢野聖人、比留川游からSPメッセージ 見どころや裏話も

映画「最後の命」舞台あいさつに登場した(左から)矢野聖人さん、柳楽優弥さん、比留川游さん
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映画「最後の命」舞台あいさつに登場した(左から)矢野聖人さん、柳楽優弥さん、比留川游さん

 8日から公開されている柳楽優弥さん主演の映画「最後の命」(松本准平監督)で、主演の柳楽さん、共演の矢野聖人さん、比留川游さんが取材に応じ、作品の見どころなどを語った。

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 柳楽さんは「3人のキャラクターたちが、出口に差し込む光を探しながら模索しているさまを見守っていただきたい」と話し、矢野さんは「それぞれに感情移入ができる(キャラクターが登場)し、楽しめると思います」、比留川さんは「つらいことや、嫌なことがいろいろとあると思うのですが、自分だけで思いつめて落ち込んでしまうのではなく、たくましく生きていけるんだなというところを感じてほしいです」と、作品の魅力をそれぞれ語った。さらに、心に闇を抱える冴木裕一を演じた矢野さんは、違う作品で、さわやかな大学生を演じるために(出演者と)台本の読み合わせをしたときが「『闇感が出ている』と言われた」といったエピソードも語った。

 「最後の命」は、芥川賞作家の中村文則さんの同名小説が原作。幼少期に集団婦女暴行事件を目撃してトラウマを抱えた明瀬桂人(柳楽さん)と親友の冴木裕一(矢野さん)は、高校卒業後に再会するが、その夜、桂人の部屋で顔見知りの女性が殺害された状態で発見される……というストーリー。

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