能年玲奈：“女装男子”菅田将暉の女子力の高さに羨望「見習わなければ」

　女優の能年玲奈さんが18日、東京都内で行われた主演映画「海月姫」（川村泰祐監督）プレミアイベントに登場。能年さんは、女装男子を演じた菅田将暉さんについて「（菅田さんは）お肌のケアもぬかりなくて、それに比べて私はスエットからスエットに着替えるだけで、まゆげもそのままで。女性として見習わなければと思いました」と羨望（せんぼう）のまなざしを向けた。

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　イベントには能年さんのほか、菅田さん、長谷川博己さん、太田莉菜さん、お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さん、篠原ともえさん、片瀬那奈さん、速水もこみちさん、音楽を担当したヒャダインこと前山田健一さん、原作の東村アキコさん、川村監督らが出席した。

　女装する役作りのために10キロ減量したという菅田さんは「頑張りました。毛をそり、エステにも通い、骨格矯正やらなんやら……」と苦労を明かした。また、原作者の東村さんは「原作が変なマンガなので、すごい女優さん、俳優さんが変なマンガの役をやるなんて……」と不安だったことを明かし「撮影現場にドキドキしながら行ったら、女優さんなのに皆さん『尼～ず』に入り込んでいて、女優さん、俳優さんってすごいんだなと思った。原作のファンの方もばっちりだと思う」と太鼓判を押した。

　「海月姫」は、マンガ誌「Kiss」（講談社）で2008年から連載されている東村さんの人気マンガが原作。「男を必要としない人生」を掲げるオタク女子たちが集う共同アパート「天水館」を舞台に、主人公の月海（能年さん）や女装した男子・蔵之介（菅田さん）、自らを「尼～ず」と称するオタク女子たちのドタバタを描いたコメディーだ。映画は12月27日に公開予定。