軍師官兵衛:衆院選決定で最終回の日程変更 12・21放送へ

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演する2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の最終回「乱世ここに終わる」の放送日時が12月21日午後8時に変更されることが明らかになった。当初は同14日午後8時からの放送予定だったが、同日に行われる衆院選の開票特番と放送時間が重なるためで、大河ドラマの最終回の放送日がずれ込むのは平成以降で初となる。

あなたにオススメ

 同局は、これまで大河ドラマと国政選挙の開票番組が重なった場合、大河ドラマの放送を同日の午後7時台に前倒しし、同7時15分から放送して対応してきたが、最終回は56分の拡大版となり、午後7時からはニュース番組もあることから、放送枠の確保が難しく、放送日の変更を示唆していた。

 この日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」で主演を務める女優の井上真央さんとともに大河ドラマのバトンタッチセレモニーを行った岡田さんは、最終回で迎えた官兵衛“最大のピンチ”に「選挙はとても大事なことなので。(日程変更となれば)長く『官兵衛』を見てくれることにつながる」と前向きにとらえていた。

 「軍師官兵衛」は、戦国時代末期に“天才軍師”と称され、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた黒田官兵衛の生涯を描く。NHK総合テレビで毎週日曜午後8時に放送。

テレビ 最新記事