今年流行した言葉を決める「2014 ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表され、お笑いコンビ「日本エレキテル連合」のお決まりのフレーズ「ダメよ~ダメダメ」と、安倍政権下で行使を容認する閣議決定が行われた「集団的自衛権」の二つが年間大賞に輝いた。
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この日、東京都内で開かれた授賞式に出席した日本エレキテル連合の橋本小雪さんと中野聡子さんはお馴染みの朱美ちゃん(橋本さん)と細貝さん(中野さん)の姿で登場。「とっても驚いているということですね。我々のような者が受賞させていただき光栄。来年も使い続けてくれなきゃ」という細貝さんの言葉に合わせ朱美ちゃんが「だめよ~だめだめ!!!」と決め、受賞の喜びを表現した。
トップテンは、「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」のほか、「ありのままで」や「カープ女子」「壁ドン」「危険ドラッグ」「ごきげんよう」「マタハラ」「妖怪ウォッチ」「レジェンド」が受賞した。
同賞は1984年にスタートし、今年で31回目。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の編集部の調査で候補語を選出し、聖学院大学学長の姜尚中さん、歌人の俵万智さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが名を連ねる選考委員会でトップテンと年間大賞を選出する。
ダメよ~ダメダメ(日本エレキテル連合)▽集団的自衛権(受賞者辞退)▽ありのままで(ディズニー アナと雪の女王チーム・堀越隆行)▽カープ女子(石田敦子・大井智保子・古田ちさこ・天野恵)▽壁ドン(L・DK・山崎賢人)▽危険ドラッグ(古屋圭司)▽ごきげんよう(美輪明宏)▽マタハラ(杉浦浩美)▽妖怪ウォッチ(日野晃博)▽レジェンド(葛西紀明・青木功・山本昌)