今年流行した言葉を決める「2014 ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞にお決まりのフレーズ「ダメよ～ダメダメ」が選ばれたお笑いコンビ「日本エレキテル連合」が1日、東京都内で行われた授賞式に出席。朱美ちゃん（橋本小雪さん）とともに細貝さんの姿で登場した中野聡子さんは「まだ信じられない」とびっくりした様子を見せながらも、「うれしい～」ととびきりの笑顔。流行語大賞に選ばれた芸人は翌年消えるジンクスについては、「この賞を縁起の悪い賞にするんじゃない！ ジンクスは私たちの代で断ち切る！ そんな夢がない賞は……」と話すと、橋本さんが「ダメよ～ダメダメ！」と力強く宣言した。
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ステージ上でカメラのフラッシュを浴びた中野さんは「今年の目標は流行語大賞取るって冗談で言ったら、そしたらこんなことになって……」といまだに信じがたい様子。橋本さんも「朱美、こんなのぉ～はじめてぇ～！」と喜んだ。大ブレークの今年については、「前半は食えなかった。爪切りが買えなくてアスファルトで削ったりしていた。後半は商売が波に乗りまして、きれいな体になりました」とユーモアたっぷりに振り返った。
授賞式後、報道陣からジンクスにちなんで「忙しくなるか、一気に暇になるかですね」と言われると、中野さんは「暇になるでしょうね」とポツリ。「これで成仏ということ？」とつっこまれると、「何を言うんですか！ 永久に不滅ですよ！」と全否定し、「応援してくれなきゃ……ダメよ～ダメダメ！」と訴えていた。
同賞は1984年にスタートし、今年で31回目。「現代用語の基礎知識」（自由国民社）の編集部の調査で候補語を選出し、聖学院大学学長の姜尚中さん、歌人の俵万智さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんらが名を連ねる選考委員会でトップテンと年間大賞を選出する。
