ホビット：映画公開を前にジャイアント・リングが編集部に

　映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前章を描いた「ホビット」シリーズ3部作の完結編となる「ホビット　決戦のゆくえ」（ピーター・ジャクソン監督）が13日から公開されるにあたって、世界の「ホビット」ファンを対象にしたファンコンテストで日本代表の3人のうちの1人に選ばれた東京都在住の会社員・中島えり子さん（36）が12日、同シリーズの撮影用に作られた指輪「ジャイアント・リング」を携え、毎日新聞デジタル「まんたんウェブ」編集部を訪れた。

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　編集部に持ち込まれた「ジャイアント・リング」は、映画でホビット族のビルボからフロドへ受け継がれていく世界の運命を握るキーアイテムで、直径は15.1センチ、重さは2.1キロの特大リング。映画の撮影用に特別に制作されたレプリカだ。

　中島さんは映画に関するクイズなどの課題に挑む「ホビット・ファン・コンテスト」で約1200人の国内の応募者の中から日本代表の3人に選ばれ、映画の舞台になったファンタジーの世界「ミドル・アース（中つ国）」であるニュージーランドへの旅行やピーター監督との試写会などに参加していた。リングは今後、映画のプロモーションなどで使用される予定。

　中島さんは「ホビット」シリーズについて「『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』が大好き。キャラクターに魅力があるしバラエティーに富んでいる。世界観も、ファンタジー好きならぐっと引かれるものが全部詰まっている」と魅力を紹介。また、一足先に試写会で鑑賞した最新作についても「スケールも大きくなってるし、魅力的な友情もあってハンカチ必須なぐらい。『ロード・オブ・ザ・リング』とリンクする場面もあるのでそれを探すのも楽しい」と見どころを語った。