女優の吉本実憂さん(18)がオスカープロモーションの若手女優晴れ着撮影会に登場し、満開の花々があしらわれた晴れ着姿でインタビューに応じた。吉本さんは晴れ着の感想について「大人っぽさもあり可愛らしさもありという着物で、気に入ってます」とにっこり。美少女コンテストのファイナリストで結成された次世代ユニット「X21」のリーダーの顔も持ち、映画と連ドラに初主演と「充実した1年だった」と振り返る吉本さんに、現場でのエピソードや2015年の抱負などを聞いた。
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今年は読売テレビ・日本テレビ系の深夜ドラマ「獣医さん、事件ですよ」でヒロイン役を務め、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にも栄姫役で出演、14年12月公開の映画「ゆめはるか」では主演を務めるなど大活躍の1年で、「すごく充実した1年でした」といい、「深い1年でしたね。いろんなことを経験させてもらって」と充実の表情で語る。そんな14年は、漢字一文字に例えると「鍛」。吉本さんは「この1年で四つの作品に携わらせてもらったんですけど、挑戦して達成できなくて悔しい思いとかして、いろんな経験をさせていただいた中で、精神的な部分で強くなった、鍛えることができたなと思ったので」と前向きに語る。
新たな目標も設定できた。今まではオリジナリティーを大事にするため憧れの女優はあえて作っていなかったが、今年は大河ドラマでの共演がきっかけで女優の中谷美紀さんが憧れに。「役者さんとしてもそうですけど人間的にもすてきな方なので、ああいう女優さん、ああいう人になりたいと。中谷さんと大河ドラマで同じシーンだったのですが、途中で現場に入ったので慣れてないのかな、と気を使ってくださって」とうれしそうに語る。初出演のドラマも「(共演した)陣内(孝則)さんと野際(陽子)さんのお芝居をみて本当に学ぶことがたくさんあって。お芝居は堂々とやらなければな、ということを改めて学びました」と成長するきっかけになったと笑顔を見せる。
リーダーを務めるX21については「21人という大人数ですけど、気負わずに私のペースでみんなを引っ張っていきたいなと思います」と頼もしさもみせる。15年の目標には「ナレーションをやってみたいなと思っています」と新しいことへ挑戦していく姿勢をみせ、「挑む、ということは変わりたくないですね。新しいことにチャレンジして達成したら(次に)挑戦できる、という考え方で」と意欲的だ。「自分のお芝居に向き合うことをしたい。前はプラス思考で『次に次に』という感じだったのですが、(今年は)焦らずに。自分がどれだけ成長しているか実感する年にしたいなと思います」と力強く語った。
<プロフィル>
よしもと・みゆ。1996年12月28日生まれ、福岡県出身。12年8月に開催された第13回「全日本国民的美少女コンテスト」で小澤奈々花さんとともにグランプリを受賞。趣味はダンス、特技は小倉祇園太鼓。13年1月にX21のリーダーに就任し、バラエティー番組「GO! オスカル!X21」(テレビ朝日など)にレギュラー出演。14年は7月から放送された深夜ドラマ「獣医さん、事件ですよ」、11月からNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に栄姫役で出演したほか、12月13日公開の映画「ゆめはるか」では本田遥役で主演を務めている。プライベートではネイルにハマリ中。
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