注目ドラマ紹介:大河ドラマ「花燃ゆ」 井上真央が吉田松陰の妹に

「花燃ゆ」の主演を務める井上真央さん
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「花燃ゆ」の主演を務める井上真央さん

 女優の井上真央さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が4日、スタートする。大河ドラマ初出演でいきなり主役を務める井上さんは、吉田松陰の妹・文を演じる。

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 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯が描かれる。

 吉田松陰役の伊勢谷友介さんをはじめ、久坂玄瑞役の東出昌大さん、高杉晋作役の高良健吾さんらが出演することから「イケメン大河」としても注目されている。少女時代の文を山田萌々香さんが演じる。脚本はドラマ「1リットルの涙」などの大島里美さんと連続テレビ小説「ぴあの」などの宮村優子さんが担当。音楽は連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などの川井憲次さんが手がける。

 第1回「人むすぶ妹」は、文の少女時代が描かれる。長州藩で若き兵学者として期待を集めている文の兄・寅次郎(伊勢谷さん)は遊学中に世界情勢を知り、日本の未来に危機感を募らせる。寅次郎が自身と同じ思いを持つ小田村伊之助(後の楫取素彦、大沢たかおさん)の出会う……という展開で、のちのち夫婦となる2人が出会うきっかけを作る寅次郎の様子などが描かれる。

 「花燃ゆ」は、4日からNHK総合テレビで毎週日曜午後8時、BSプレミアムで午後6時などで放送。初回は60分の拡大版。全50回。

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