コミケ87:3日間で56万人来場 冬コミ最多記録更新

多くの人が訪れた「コミックマーケット87」最終日
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多くの人が訪れた「コミックマーケット87」最終日

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)87」が30日に最終日を迎え、過去最多タイの約21万人が来場して閉幕。3日間の来場者は約56万人で、これまで最多だった「コミケ83」(2012年冬)の約55万人を上回り、冬のコミケの最多記録を更新した。

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 最終日の30日は、約1万1500のサークルが参加。東京都内の正午の気温は11.3度とやや暖かく、一般ブースではアニメ「ラブライブ!」の同人誌を扱うサークルが目立った。またコスプレ広場にも多くの人が詰めかけ、「ラブライブ!」や「艦隊これくしょん」など人気の作品のコスプレーヤーの姿が目立った。

 ゲーム会社の社員で個人的に来場したという東京都足立区の30歳代男性は「毎年来ているが、今回は特に女性が増えたように思う。また同人誌でなく、グッズをメインで扱うサークルが増えているようだ」と話していた。

  コミケはマンガや小説、ゲームソフト、批評などさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。1975年から始まり現在は夏と冬の年2回ペースで開催されており、1日の動員数は20万人近くで、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。今回は、3日間で例年と同規模の約3万5000サークルが出展した。

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