闘会議2015:懐かしのパソコン自作ゲームが“新鮮” 98やX68も

「闘会議2015」の自作ゲームエリアで「平安京エイリアン」をプレーする来場者
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「闘会議2015」の自作ゲームエリアで「平安京エイリアン」をプレーする来場者

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のゲーム大会「闘会議2015」の「自作ゲームエリア」で、NECのPC−8001やPC−9801、シャープのX68000など懐かしのパソコン用の自作ゲームが集結している。

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 同エリアは、東京大学の理論科学グループが開発した「平安京エイリアン」(1979年発表)、「ドラゴンクエスト」シリーズなどの開発に携わった中村光一さんがプログラミングコンテスト用に応募した「ドアドア」(83年)、X68000向けに開発され、Windowsにも移植された「超連射68k」(95年発表)から、人気の戦略シミュレーションゲーム「魔法の線陣」(2014年発表)まで展示され、新旧の自作ゲームが集まっている。

 PC−8001などの懐かしのパソコンは中古専門店で集めたといい、担当者は「状態がいいものがなかなかなかったようです。カセットテープに保存していたゲームのデータを復元するのにも苦労しました」と説明。PC−8001の「SPACE MOUSE」をプレーしていた男子高校生(16)は「今のゲームと違ってシンプルだけど、面白い。新鮮ですね」と話していた。

 闘会議2015は、任天堂やソニー・コンピュータエンタテインメント、スクウェア・エニックス、セガ、ミクシィなどが出展。マックスむらいさんら“ゲーム実況”の人気プレーヤーが集結するほか、来場者がゲーム大会に参加できる。2月1日までで、2日間で5万人の来場者を見込んでいる。入場料は一般1500円(前売り1000円)。

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