うしおととら:今夏初のテレビアニメ化 累計3000万部の人気妖怪マンガ

(c)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会
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(c)藤田和日郎・小学館/うしおととら製作委員会

 1990年代に人気を集めた藤田和日郎(かずひろ)さんのマンガ「うしおととら」がテレビアニメ化され、今夏にスタートすることが4日、分かった。同作は90年代にOVA(オリジナルビデオアニメ)がリリースされているが、テレビアニメになるのは初めて。

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 「うしおととら」は90~96年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された怪奇アクション。伝説の“獣の槍(やり)”を操る少年・うしおと、500年ぶりに封印を解かれて復活した妖怪・とらが、力を合わせて妖怪退治をする姿が描かれた。コミックスの累計発行部数は約3000万部を誇る。小学館の東日本大震災の復興支援プロジェクト「ヒーローズ・カムバック」の一環として2012年に読み切りとして復活したことも話題になった。

 アニメは、「はじめの一歩 Rising」などの西村聡さんが監督、「仮面ライダーアギト」「ドラゴンボール」などの井上敏樹さんがシリーズ構成、「HUNTER×HUNTER」などの森智子さんがキャラクターデザインを担当。「残響のテロル」などのMAPPA(マッパ)が制作する。アニメ事業に参入した徳間ジャパンが今春スタートの「レーカン!」に続いて手がける。

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