榮倉奈々：三角関係は「わずらわしい」

　女優の榮倉奈々さんが9日、東京都内で行われた主演映画「娚（おとこ）の一生」（廣木隆一監督、14日公開）の先行上映イベントに、ダブル主演を務めた豊川悦司さん、共演の向井理さんと登場した。劇中では榮倉さんが演じる主人公と、豊川さんと向井さんが演じる男性との三角関係が描かれ、「豊川さんと、向井さんだからぜいたくなんだと思います。実際は、わずらわしいですよね」と苦笑いだった。

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　この日、榮倉さんは豊川さんと腕を組んで登場。当初は向井さんと豊川さんの二人にエスコートされる予定だったというが、向井さんは「直前に『豊川さんだけで大丈夫です』と（榮倉さんに）断られたんです」と明かし、榮倉さんは「ありがたくてぜいたくだけど、照れくさかったので（断った）」と弁明していた。安藤サクラさん、前野朋哉さん、落合モトキさん、廣木監督も登場した。

　「娚の一生」は、コミックスの売上部数160万部を超える同名人気マンガが原作。自分は幸せになれないと思い込んでいた女性・堂薗つぐみ（榮倉さん）と、恋愛を拒み、落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた50代の男性・海江田醇（豊川さん）が出会い、次第に愛するということに向き合っていく姿を描いたラブストーリー。向井さんは、つぐみの元彼の中川俊夫を演じている。