武田梨奈:「呼吸するのを忘れないで!」 “最強の母”のアクション映画「SARAH」を語る

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 頭突きで瓦を割るCMなどで話題の女優・武田梨奈さんが7日、公開初日を迎えたインドネシア発のアクション映画「SARAH サラ」(ヘルフィ・カルディット監督)のトークイベント後インタビューに応じた。空手歴13年の武田さんは「女性のアクション映画ということで、イベントの話をいただく前からすごく興味があった」と目を輝かせた。「アクションはいうまでもなくかっこいいですが、母が娘を守るために戦うストーリーは誰でも共感できる。(興奮しすぎて)呼吸するのを忘れないように見てほしい!」という武田さんが、映画の見どころ、自身の今後の展望、今年の目標を、動画で明かしている。

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 映画は、最愛の娘・マルシャを守るべく、主人公のサラ(ドミニク・ディヨセさん)が、東南アジアの格闘技“シラット”を駆使して、襲い掛かる敵と戦うアクション。2011年に公開された映画「ザ・レイド」でインドネシアのアクション映画の魅力を知ったという武田さんは「シラットは面白みのある武術なので興味がありました」というが、「サラの娘が男子生徒に絡まれて応戦するシーンとか、ちょっとした護身術が映画で紹介されているのは、個人的にすごくツボでした」と、空手家ならではの視点で映画を語った。

 同映画はど派手なカーアクションも見どころのひとつ。武田さんは自動車免許を持っていないが「いつか免許も取りたい。アクション映画といえば車」と力を込める。放送中のドラマ「ワカコ酒」(BSジャパンほか)で3キロ太ってしまったというが、現在アクション映画の撮影中で「少し前まではムチムチしてた。(今は)元に戻ってきました」と笑顔を見せる武田さん。今年は「私にしかできないような体を張ったスタントに挑戦したい。高所恐怖症なんですけれど、克服するために今年は絶対にバンジージャンプをやりたい!」と意気込んだ。動画では、同映画のアクションなどの魅力を語るほか、今後の目標も明かしている。

 <プロフィル>

 たけだ・りな 1991年6月15日生まれ、神奈川県出身。空手歴13年で、琉球少林流空手道の月心会の黒帯。2008年に柴咲コウさん主演映画「少林少女」の西冬彦アクションプロデューサーの勧めで映画「ハイキック・ガール!」のオーディションに参加し、主役の座を勝ち取った。映画「祖谷物語−おくのひと−」(14年)でも主演し、同作品は東京国際映画祭「アジアの未来部門」スペシャル・メンション受賞、トロムソー国際映画祭最高賞「オーロラ賞」受賞、パンアジア映画祭「最優秀作品賞」などを受賞した。映画「少女は異世界で戦った」(14年)で主演。今年は映画「原宿デニール」(5月16日予定)、実写映画「進撃の巨人」(8~9月予定)などの公開を控える。現在は連続ドラマ初主演となる「ワカコ酒」(BSジャパンほか)が放送中。

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