ロック歌手の内田裕也さんが18日、東京・下北沢の森巌寺開山堂で営まれたロックバンド「シーナ&ロケッツ」のシーナ(本名・鮎川悦子)さんの通夜に参列した。内田さんは喪主を務めた同バンドのギタリストで夫の鮎川誠さんを抱きしめると、「(シーナさんは)ガガにも負けない存在だと思う。突然の死にびっくりしました。次々とロックの盟友が亡くなっていき、僕も考えさせられる」としみじみと語り、「本当にあまり言葉では言えないですけど、残念です」と無念さをにじませた。
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さらに、「シーナのためにももっとすごいロックンロールを演奏して、ここにシーナ&ロケッツありというのをぜひ披露してください。本当にシーナさんお疲れさんでした。鮎川君、メンバー、頑張ってください」と言葉を贈った。
その後、報道陣の取材に応じた内田さんは「ちょっとまだ信じられない」と肩を落とし、「周りがどんどん亡くなっていって、また一人かけがえのない女性シンガーが亡くなったというのは、俺にとってどういうロックンロールの道を行くのかなということを考えさせられた」。それでも「シーナ&ロケッツの火を守り続けてほしい。鮎川誠君、やり続けてください。キープオンロックンロール!」と語っていた。