かぐや姫の物語:高畑勲監督の大作が3月にテレビ初放送

 (C)2013 畑事務所・GNDHDDTK
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  23日に発表される第87回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画部門にもノミネートされているスタジオジブリの劇場版アニメ「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)が3月13日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)でテレビ初放送されることが23日、明らかになった。

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 「かぐや姫の物語」は、「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年公開)以来、14年ぶりの高畑監督の作品。田舎の一軒家で媼(おうな)と2人暮らししていた竹取の翁(おきな)が竹やぶで仕事をしていると、1本の光る竹の中から神々しいお姫様を発見する。翁は手のひらに乗せて大切に連れ帰り、「姫」と呼んで育てる。さらに竹やぶから黄金や美しい着物が出てきて、翁は姫の生きる場所はこんな田舎ではなく都だと強く思い、3人で都に引っ越すことにする……という展開。

 同局の谷生俊治プロデューサーは「『かぐや姫』を絵本で読んだばかりのお子様、今を生きることに悩みを抱えた若い方、子どもに読み聞かせていて物語をまた深く知りたくなったお母様やお父様、遠い昔に読んだ『竹取物語』を懐かしく思われるご年配の方……あらゆる世代の心に響く珠玉の作品です」とアピールしている。

 放送はノーカットで放送時間を通常より約1時間繰り上げた午後7時56分から放送する。

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