TAAF:「ガンダム」大河原邦男デザインのトロフィーお披露目 3Dプリンターで制作

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 アニメをテーマとした映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2015」の特別賞「アニメドール」のトロフィーのデザインが3日、電子工作などが楽しめる施設「DMM.make AKIBA」(東京都千代田区)で行われた会見でお披露目された。昨年のTAAFに続き、アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツなどのデザインで知られる大河原邦男さんが手がけたもので、3Dプリンターで制作された。

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 トロフィーは、透明の地球の周囲を大きな羽根で覆ったデザイン。お披露目されたのはサンプルで、実際は金メッキなどが施される。制作費は約30万円。会見に登場した大河原さんは「昨年は“超合金”を使い、細工はほとんどできなかった。今回は、3Dプリンターで羽根を再現できるかな?と考えていたら、再現できた。(TAAFが行われる)日本橋のキリンの羽根、(TAAFの)イメージビジュアルのスチームパンクなどをイメージした」と説明した。

 TAAFは、昨年スタートした映画祭で、今年で2回目。今年の「アニメ オブ ザイヤー」には「アナと雪の女王」「STAND BY ME ドラえもん」「妖怪ウォッチ」「ラブライブ!」などがノミネートされている。昨年のアニメドールには、高畑勲監督と「アンパンマン」が選ばれた。TAAF2015は、19~23日にTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)などで開催される。

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