さだまさし:“マルチ商法”で大ヒット狙う

映画「風に立つライオン」の舞台あいさつに登場したさだまさしさん
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映画「風に立つライオン」の舞台あいさつに登場したさだまさしさん

 歌手のさだまさしさんが8日、東京都内で行われた映画「風に立つライオン」(三池崇史監督)の舞台あいさつに登場。映画の原案となった曲を手がけたさださんは「きっと必ず何か伝わると思う。(映画が)公開されたら、ひとり(につき)5人連れていってください。いいなと思ったら、その5人にまた5人連れていってもらう。マルチ商法で大ヒットを狙いたいと思います」とおどけて会場を盛り上げた。

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 映画は、さださんが1987年に発表した同名の曲が原案で、大沢さんが曲にほれ込み実写化を熱望したことで生まれた作品。大沢さんは「30年近くを経て(曲が)小説化というバトンになり、映画になりました。このバトンは、僕らが演じて終わりではなく、みなさんに渡すことで役目が一段落すると思っています。何かを持ち帰っていただけたらうれしく思います」と感慨深けに語った。

 映画は長崎の大学病院からアフリカ・ケニアの熱帯医学研究所に派遣された医師・島田航一郎(大沢さん)が、心に傷を負った元少年兵と出会ったことで医師としての生き方を見つめ直す……というストーリー。石原さとみさん、真木よう子さん、萩原聖人さん、鈴木亮平さんなども出演している。14日公開。  

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