進撃の巨人:エレンやミカサが関西弁に 巨人は「でっかいおっさん」

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 人気マンガ「進撃の巨人」(講談社)のコミックス1巻の関西弁版が、同作品の公式サイトなどで無料配信が13日、スタートした。せりふは全て関西弁で書かれ、「巨人」は「でっかいおっさん」などと関西風によみがながふられている。

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 同企画は、4月9日に発売される同作のコミックス16巻のプロモーションの一環として実施。今年1月に大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)に同マンガのアトラクションが登場したことなど、関西圏でのイベントの展開をはじめたことも背景の一つという。担当者は「『進撃の巨人』をさらに親しんでもらうため、一冊まるごとまじめに関西弁に訳しました」と語っている。

 公式サイトの特設ぺージでは、たこ焼きなどの大阪名物が浮遊している中で「阪神タイガース」風のユニフォームを身にまとい、カニの武器を手にした主人公のエレンが、紫色の髪の“大阪のおばちゃん”と化した巨人に立ち向かう姿が表示されている。スマートフォン向けアプリ「LINE マンガ」などの電子書籍サービスでも無料配信がスタートした。

 「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ最大約50メートルの巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いた作品。諫山創さんのデビュー作で、2009年9月に月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(同)の創刊タイトルとして連載を開始した。コミックスの累計発行部数は4200万部を突破した。

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