黒島結菜:初の時代劇がNHK大河ドラマ 高杉晋作の妻・雅役で「花燃ゆ」出演 

大河ドラマ「花燃ゆ」に高杉晋作の妻・雅(まさ)役で出演する黒島結菜さん=NHK提供
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大河ドラマ「花燃ゆ」に高杉晋作の妻・雅(まさ)役で出演する黒島結菜さん=NHK提供

 女優の黒島結菜さんが、井上真央さん主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することが16日、明らかになった。黒島さんは、時代劇に初挑戦で大河ドラマ出演も初めて。俳優の高良健吾さんが演じる高杉晋作の妻・雅(まさ)を演じる。

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 黒島さんは出演が決まった時、「初めて聞いた時、うれしかったです」と振り返り、雅という女性については「いろいろと調べた時は、あまり詳しいことが分からなかったんですが、台本をいただいて、その時代の先を行っている、それまでの女の人たちのイメージをいい意味で壊すキャラクターで、面白いなあと思いました」とコメント。さらに「初めての時代劇で、所作や言葉遣い、姿勢など、今までやってきたのと違う分、いい経験になるし、言葉遣いが難しいですが、共演者の方も豪華だし、そういう人たちと共演できるのは幸せだなと思っています」と語っている。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰(伊勢谷友介さん)の妹・文(井上さん)が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(東出昌大さん)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(大沢たかおさん)と再婚した人物。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えながら生きた文の生涯が描かれている。黒島さんが演じる高杉雅は26日放送の第17話から登場する。

 制作統括の土屋勝裕チーフプロデューサーは「時代劇は初めてという黒島結菜さんに、16歳という若さで高杉と結婚した雅の、妻としての初々しさや、可愛らしさを表現してもらいたくてオファーしました」と起用理由を明かすと、「武家の妻としての気品、りりしさも感じさせる黒島さん演じる雅を楽しみにしてください」とメッセージを送った。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送中。

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