津川雅彦:75歳で初カンヌに大喜び「王子さまからのプレゼント」

「リトルプリンス 星の王子さまと私」の上映で初めて第68回カンヌ国際映画祭に参加する津川雅彦さん
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「リトルプリンス 星の王子さまと私」の上映で初めて第68回カンヌ国際映画祭に参加する津川雅彦さん

 名作「星の王子さま」を初めて劇場版アニメ化する「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語版キャストが発表され、俳優の津川雅彦さん、女優の瀬戸朝香さん、子役の鈴木梨央さんが声優を務めることが17日、明らかになった。また、5月に仏で開催される「第68回カンヌ国際映画祭」での上映が決定し、3人も出席する。津川さんは75歳で初めてのカンヌといい、「海外の映画祭はカンヌに限らず75歳にして初めて! これは王子さまのプレゼントかも?」と喜びのコメントをしている。

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 日本最年少でカンヌへ参加するという鈴木さんは「カンヌ映画祭に行く“大冒険”ができるなんて、本当にうれしくて緊張とわくわくした思いで今からとても楽しみです」、同じく初参加となる瀬戸さんも「女優というお仕事をさせていただいて20数年。女優人生、一度でいいからと心の奥底で願っておりました。カンヌ映画祭に参加できるのは本当に幸せです」と語った。

 「星の王子さま」は仏作家のアントワーヌ・ド・サン・テグジュペリの代表作で、1943年に出版された。その後、270以上の言語に翻訳され、全世界で1億4500万部以上の売り上げを誇っている。映画は、主人公の9歳の女の子と、隣に住んでいる奇妙な老人が仲良くなり、老人は女の子に「星の王子さま」の話をする。やがて老人は病に倒れてしまうが、女の子と老人は王子さまを探しに、飛行機に乗って夜空へと旅立つというストーリー。主人公の女の子を演じるのは鈴木さん、女の子の母親役に瀬戸さん、老人役を津田さんが演じる。11月に公開予定。

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