松尾諭:「進撃の巨人」アクションでUFC意識? 堀口恭司選手のタイトル戦に期待

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 映画化もされたドラマ「SP」や月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などに出演し、今年夏には実写版「進撃の巨人」の公開も控える俳優の松尾諭さん。総合格闘技「Ultimate Fighting Championship」(UFC)の大ファンという松尾さんが今、注目しているのが、アジア人初のUFC王者を目指すフライ級の堀口恭司選手。26日にカナダ・モントリオールのベルセンターで開催される「UFC186」でタイトル戦(WOWOWで生中継)に挑む堀口選手の試合の注目ポイントやUFCの魅力について松尾さんに話を聞いた。

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 松尾さんは兵庫県出身、1975年12月7日生まれの39歳。今年1月期に放送された“月9”ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」では長谷川博己さん演じる谷口巧の親友役で出演し、今夏公開される実写版「進撃の巨人」ではアクションも披露する。

 もともと格闘技好きで、最近はWOWOWでUFCばかり見ているという松尾さん。UFCの魅力について「僕が見始めた頃より個性的な選手が増えてきた。女子のロンダ・ラウジーは男女含めてもトップクラスのスーパースターだと思う。美しさとは何なのかというのが、あの人の中に答えがあるんじゃないかな。女の人にはあの人の美しさみたいなのを見てもらいたい」と熱く語る。

 「ロイ・ネルソンもマーク・ハントも“太いのに速い”。まねはできないけど、ああいう人を見て勇気づけられる」という松尾さん。「“太くて動ける”というのは僕にも求められていること。去年、『進撃の巨人』という映画を撮影して、(体重を)10キロ増やしてくれと言われて、ほぼ100キロで、21歳という設定で若い俳優たちと駆け回ったり、おのを振り回したり、ワイヤアクションしたり、大変やったんですよ」と振り返る。「進撃の巨人」の撮影では「頭の中にロイ・ネルソンとかマーク・ハントとかをちょっと思い描きながら(演じた)。ハント対ビッグフット(アントニオ・シウバ選手)で“仮装巨人”みたいな」と楽しそうに話していた。

 26日に行われる「UFC186」では、王者デメトリアス・ジョンソン選手と堀口選手が激突。松尾さんは「スピードが一番ですよね。DJ(デメトリアス・ジョンソン選手)も速いですから。相手のスピードをどれだけ生かして相手をつぶすかっていうのを見たい」と注目ポイントを語り、「やっぱり堀口選手は出足というか踏み込みがすごい。もちろん打撃も蹴りも間合いがすごく長いので、向こうが『えっそこから来るの!?』みたいに思っているところをガーンとやって終わるみたいなのが見たいです」と期待していた。

 堀口選手が出場する「生中継!UFC-究極格闘技− UFC186 in カナダ」は26日午前11時からWOWOWライブで放送予定。WOWOWの動画サイト「W流」では堀口選手への応援メッセージを語る松尾さんの動画も公開されている。

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