うみやまあひだ:写真家・宮澤正明の初映画 “神秘の森”を旅するドキュメンタリー

(C)2014 Masaaki Miyazawa/Jingu all right reserved.(C)2014 Sustain able Investor
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 菅野美穂さんの写真集「NUDITY」などで知られる写真家の宮澤正明さんが初監督したドキュメンタリー映画「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」が、24日から東京・二子玉川の「109シネマズ二子玉川」で上映される。伊勢神宮を長年にわたって写真撮影してきた宮澤さんが、伊勢神宮の森から木曽の大檜林、白神山地など全国各地の“神秘の森”を旅しながら日本の心を探る作品で、邦画ドキュメンタリーでは初となる4Kで全編撮影・編集された。

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 宮澤さんは、20年ごとに社殿を建て替える伊勢神宮の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」の一連の記録写真を約8年にわたって撮影した経験から、「その英知の神髄を映像で探る」ことを決意。「なぜ日本人はこの儀式を絶やさず、祈りを捧げ続けてきたのか」という思いを胸に、豊かな自然に畏敬の念を抱きながら生きてきた日本人の原点と未来を探しに全国の森を訪ねる。

 旅を導く“賢人”として、伊勢神宮神職の河合真如さんや建築家の隈研吾さん、映画監督の北野武さんら、さまざまな分野で活躍する12人にも取材。インタビューを通して、森と人との共存について考える。

 24日からの上映に先駆けて、同所で22、23日に特別プレミア上映を実施。22~24日は各日ゲストを招いた舞台あいさつが予定されており、22日午後6時半の回は河合さん、23日午前11時の回は雑誌「ソトコト」の小黒一三編集長、24日午前11時の回は作家の阿川佐和子さんが登場する。

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