吉本新喜劇座長でお笑い芸人の小籔千豊さんが25日、東京都内で「吉本新喜劇 小籔座長東京公演2015」開催発表会見を行った。会場に集まった報道陣に「こんなに集まってくれるとは」と大喜びの小籔さんは「本当に僕は今人生で一番売れていまして、テレビ、ラジオで大活躍、自他共に認める存在になっています!」と豪語。関東ではまだ浸透していない吉本新喜劇について「北海道物産展的に来ていただけたら。大阪の面白いベテランや後輩を味見してほしい。僕以外にも先輩後輩たくさんいるので、それを見せたい」と意気込みを語った。
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「吉本新喜劇 小籔座長東京公演」は、昨年6月に六本木・俳優座劇場で初公演を行い、今回は8月に池袋・サンシャイン劇場で、2回目の公演となる。2011年に東京吉本所属になった小籔さんは「東京で新喜劇の知名度を上げるために東京所属になった。東京の格式高い劇場で吉本新喜劇をやらせていただくのが夢の一つだったので、ほぼ夢がかなった。感無量です」と喜んだ。自身の人気については「ここまで売れると思っていませんでした。新喜劇やると言っただけでこんなにガンマイクを向けてもらえるとは。もっと上の人はいっぱいいますが、僕にとってはこれがピーク」と満足げに語った。
夢がかなったことについては「もういつ座長辞めてもいい、辞めたいな」とこぼし、「もうしんどいです。すっちーっていう面白い新座長が出てきたので、早くバトンタッチしたい」と、本音をポロリ。前回は完売したチケットについては「担当者と肩を寄せ合いガタガタ震えている最中ですので、みなさんに大々的に宣伝していただいて、この震えを止めてほしい……」と弱気だったが、公演の演目については「去年はシャレにならんくらいうけて、笑い声がでかすぎて耳がピーンとなりました。今年は耳せんしてやろうかな」と自信を見せていた。
同公演は、サンシャイン劇場で8月18~22日の間に全6回を開催。大人(高校生以上)前売り5000円、当日5500円、中人(5歳~中学生)前売り3000円、当日3500円。