菊池亜希子:「文化系女子代表」に違和感 プチ挫折も明かす

映画「グッド・ストライプス」のトークイベントに登場した菊池亜希子さん
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映画「グッド・ストライプス」のトークイベントに登場した菊池亜希子さん

 モデルで女優の菊池亜希子さんが26日、東京都内で行われた主演映画「グッド・ストライプス」(岨手=そで=由貴子監督、30日公開)のトークイベントに出席。同作で自由奔放な“文科系女子”を演じ、自身も「文化系女子代表」と言われることについて「多くの人に分かってもらうために『○○系』って肩書きが必要だとは思うんですが、そこに実態はあるのかなって思っている。20代前半くらいには、そうくくられることにちょっと感じる部分はあった」と違和感があることを告白。「みんなそれぞれ文化はあると思うんですが、その中で音楽や映画、マンガが好きだとか発言していたからなのかな?」と首をかしげていた。

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 この日、レトロな赤いワンピース姿で登場した菊池さんは「洋服が好き」といい、「中学時代、(英ファッションブランドの)ヴィヴィアン(・ウエストウッド)にすごく憧れていたんですが、高くてお小遣いではなかなか買えなくて。そのうちにクラスで別の子が着始めて、ヴィヴィアンキャラをとられてしまった。まねするわけにもいかないので、あきらめてムジラー(無印良品の服を着ている人)になりました」と“プチ挫折”を明かした。

 さらに「洋服がすごく好きで、洋服の力に助けられている」と“洋服愛”を熱弁。「大人になっていくと、洋服から興味がなくなっていく人が多いと思うんです。別のほうに興味がいくというか。そんな中『洋服、洋服』言っているのは恥ずかしいことなのかなと思っちゃう自分もいるんですが、それでも季節ごとに洋服にワクワクしたり、日常が頑張れている自分がいる。洋服の楽しみがないとたぶん生きていけないと思います」と語った。

 映画は、妊娠をきっかけに結婚を決めたマンネリカップルの結婚式までの半年を描いたラブストーリー。菊池さんが自由奔放な文化系女子の緑を演じ、中島歩さんが優柔不断なおぼっちゃまの真生を演じている。イベントには、中島さんと岨手監督も出席した。

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