ハルチカ:“吹奏楽部ミステリー”小説が16年にアニメ化

アニメ「ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~」のキャラクター原案(C)2016 初野晴/KADOKAWA/ハルチカ製作委員会
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アニメ「ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~」のキャラクター原案(C)2016 初野晴/KADOKAWA/ハルチカ製作委員会

 弱小吹奏楽部の部員が主人公のミステリー小説「ハルチカ」シリーズ(KADOKAWA)が2016年にアニメ化されることが5日、分かった。アニメのタイトルは「ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~」で、「TARI TARI」などの橋本昌和さんが監督を務め、「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSが制作する。キャラクター原案は「棺姫のチャイカ」などのなまにくATKさんが担当する。

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 「ハルチカ」シリーズは、廃部寸前の弱小吹奏楽部で吹奏楽の甲子園・普門館を目指す幼なじみの穂村千夏(チカ)と上条春太(ハルタ)が、校内で起きる事件を解決する姿を描いたミステリー。チカはフルート、ハルタはホルンを担当する。原作は4巻まで発売されており、最新巻「惑星カロン」が今夏、発売予定。

 原作者の初野晴さんは「多くの読者、スタッフに支えられて、拙作では初の映像化になります。ミステリーを表現する手段として高校生活と吹奏楽を扱っていますので、物語の進行上、泣く泣く省略した部分は多々あり、活字で果たせなかったことをアニメに託したいと思います」とコメントを寄せている。

 ◇アニメのスタッフ(敬称略)

 監督:橋本昌和▽シリーズ構成:吉田玲子▽キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)▽キャラクターデザイン:西田亜沙子▽アニメーション制作:P.A.WORKS

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