アニメ1週間:「攻殻機動隊 ARISE」が11月に舞台化 NHKが洞爺湖のアニメイベントで再び“薄い本”

「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ2015」のNHKのブースに登場する「コダモン」のキャラクター=NHK提供
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「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ2015」のNHKのブースに登場する「コダモン」のキャラクター=NHK提供

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(5~11日)は、士郎正宗さんのマンガが原作のアニメ「攻殻機動隊 ARISE」が舞台化されるニュースや、NHKが洞爺湖温泉街で開催されるアニメ・マンガのイベントに初出展する話題などが注目を集めた。

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 5日、士郎正宗さんのマンガが原作のアニメ「攻殻機動隊 ARISE」が舞台化されることが分かった。「攻殻機動隊」は近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織を描いた作品で、1989年に士郎さんが原作マンガを発表し、これまでに劇場版アニメやテレビアニメが製作されている。「ARISE」は、ヒロイン・草薙素子(くさなぎ・もとこ)が公安組織・攻殻機動隊を創設するまでを描いたシリーズで、舞台の演出は「ペルソナ」シリーズなどを手がける奥秀太郎さんが担当。脚本は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などを手がける藤咲淳一さんが担当する。上演は11月5~15日に東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)を予定しており、キャストなどの詳細は今後発表される。

 また、今週はNHKが27、28日に北海道・洞爺湖温泉街で開催されるアニメ・マンガのイベント「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ2015」に初出展することも分かった。NHKのブースは「NHKのアニメとゆるキャラでwktk展」で、洞爺湖観光情報センターに出展。アニメ「境界のRINNE」「ベイビーステップ」などのパネルやサイン色紙が展示されるほか、スマートフォン向けアプリ「コダモン」のティラノサウルスなどを“美少女化”したキャラクターのコスプレーヤーや、大河ドラマ「花燃ゆ」の公式キャラクター・もゆるんの着ぐるみなどが登場する。また、コミケで配布して話題になった“薄い本”のリニューアル版をアンケートに答えた来場者にプレゼントする予定で、コミケで配布されたものと同様に西又葵さんが表紙を手がける。

 ほかにも今週は、声優ユニット「Wake Up,Girls!(WUG)」が7月から地上波で初めての冠番組「わぐばん!」をテレビ東京ほかでスタートさせることなども明らかになった。「WUG」は「らき☆すた」「かんなぎ」の山本寛監督が手がける、仙台を舞台にローカルアイドルグループの成長を描いた同名のアニメから生まれた声優ユニット。番組では、メンバーがさまざまな企画に挑戦して“素の姿”を見せるといい、初回は5月19日に楽天koboスタジアム(仙台市宮城野区)で開催された「WUG」とプロ野球・楽天のコラボイベント「Wake Up,Girls!×東北楽天ゴールデンイーグルス コラボナイター」の様子や舞台裏が放送される予定。「わぐばん!」はテレビ東京で7月14日から毎週火曜深夜2時35分、CSやケーブルテレビなどのAT-Xで7月17日から毎週金曜午後6時半に放送される。

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