福山雅治:「花咲舞」続編の主題歌を書き下ろし 日テレドラマの主題歌は5年ぶり

「花咲舞が黙ってない」の主題歌を書き下ろした福山雅治さん(中央)と出演する杏さん(右)、上川隆也さん=日本テレビ提供
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「花咲舞が黙ってない」の主題歌を書き下ろした福山雅治さん(中央)と出演する杏さん(右)、上川隆也さん=日本テレビ提供

 歌手で俳優の福山雅治さんが、女優の杏さんが主演のドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の続編の主題歌「I am a HERO」を書き下ろしたことが25日、明らかになった。福山さんが日本テレビ系のドラマに主題歌を提供するのは、2010年7月クールに放送された「美丘-君がいた日々-」の主題歌「蛍」以来、5年ぶり。

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 同作は昨年4月期に放送されて人気を集めた連ドラの続編で、福山さんは新曲について「僕もそうですが、ほとんどの人が『なりたい自分』と『実際の自分』は違うのではないでしょうか。誰もがなりたい自分になれない中で、次第にあきらめていってしまう……。そんな若干あきらめかけている大人たちが、心の中で憧れてるのが(主人公の)花咲舞という人なんだと思います。そして、常に弱者の味方でヒーローのような存在である花咲舞も、なりたい自分を探しているのでは……と。そんな気持ちを歌にしてみました」と説明している。

 主演の杏さんは、主題歌について「一度聴いただけで口ずさんでしまうようなメロディーと、スカッとするリズミカルな感じが、とても花咲舞に合っている印象で、『頑張ろう』と思える曲だと思いました。このドラマはエンドロールの部分までお芝居が続くのが特徴の一つだと思うのですが、お言葉を返したり、いろいろあった後に、この福山さんの主題歌が流れ始めると思うと、今から出来上がりを見るのが楽しみです」とコメント。

 加藤正俊プロデューサーは、福山さんの主題歌について「とにかく明るく、多くの人の背中を押してほしいと思い、その願いを福山さんに伝えて、書き下ろしていただきました。最初に聴いた時から、メロディーも歌詞も、まさにドラマにぴったりで、躍動する花咲舞の姿が自然に浮かんでくるような曲になっています」と話している。

 「花咲舞が黙ってない」は、「半沢直樹」シリーズの池井戸潤さんの小説「不祥事」「銀行総務特命」(ともに講談社文庫)が原作。主人公の銀行員・花咲舞(杏さん)が、現金紛失や情報漏えい、融資トラブルなど毎日どこかの支店で問題が起こる銀行で、見て見ぬふりができず、事件や不祥事を解決していく姿を描く。続編では花咲舞の上司の相馬健役の上川隆也さんら前作の顔ぶれに加えて、成宮寛貴さんも出演する。7月8日から毎週水曜午後10時に放送。

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