ボーカル・ダンスグループ「三代目 J Soul Brothers(JSB) from EXILE TRIBE」が、女優の篠原涼子さんの主演ドラマ「アンフェア」の劇場版第3弾で完結編「アンフェア the end」(佐藤嗣麻子監督、9月5日公開)の主題歌を担当することが26日、分かった。同グループが映画の主題歌を担当するのは初めてで、「アンフェア」シリーズの主題歌を男性アーティストが担当するのも初めて。主題歌「Unfair World」は映画のために書き下ろされた新曲で、今秋に発売予定。
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メンバーの登坂広臣さんは楽曲について「この曲によってさらに映画の物語に深みや情景や心境などが少しでも広げられれば……と思いレコーディングしました!!」とコメント。NAOTOさんは「長い間多くの方々に愛されてきたこの作品が今回で最後ということでその締めくくりに少しでも華を添えれたらと思っています。主題歌も映画の重要な一部だと思います。スタッフの皆様、ファンの皆様の熱い気持ちを裏切らないよう精いっぱい努めさせていただきます」と話している。
稲田秀樹プロデューサーは起用理由を「これまで『アンフェア』の主題歌はすべて女性ボーカリストが歌ってきました。しかし、シリーズ最期の『the end』にあたっては『アンフェア』らしいサプライズ感を含めて、今まで(篠原さんが演じる)雪平(夏見)を通り過ぎていった男たちからのメッセージソングにしたいと考えました。そこで、今作のテーマである『悲恋』を表現できる男性アーティストを考えたところ、今をときめく三代目J Soul Brothersさんに行き着きました」と説明。
篠原さんは「切ない歌詞とメロディーが今回の『アンフェア the end』の世界観にピッタリで、まるで雪平に向けて歌われているようで、初めて聴いたときに鳥肌が立ちました」とコメントを寄せている。
「アンフェア」は2006年1月期に連続ドラマが放送され、07年に劇場版第1弾「アンフェア the movie」、11年に劇場版第2弾「アンフェア the answer」が公開されヒットを記録した人気シリーズ。篠原さんが演じる雪平夏見は、バツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの敏腕で、過去に犯人を射殺した経験もある刑事という役柄。「the end」では、雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかになる。新キャストとして、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさんや俳優の永山絢斗さん、吉田鋼太郎さんらが出演する。
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