無類の昆虫好きというタレントのカブトムシゆかりさんが16日、東京スカイツリー(東京都墨田区)で行われたアーケードゲーム「新甲虫王者ムシキング」(セガ)のイベントに登場した。会見でカブトムシゆかりさんは「今は(家に)カブトムシが50匹いるのですが、今年からクワガタを飼い始めました」と告白。「クワガタのオスとメスでどちらのアゴが強いのか、自分の鼻をはさませて、10段階で数値化させる実験をしてみました」といい、「メスが10段階中7で、オスが6でした」と無邪気に報告した。
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また、イベントには柔道家の篠原信一さんが白のタンクトップに短パン、麦わら帽子というスタイルに虫捕り網とカゴを持った“虫捕り少年”スタイルで登場し、子どもたちと虫捕りに行った体験談を披露。「背が高いので高いところにいる虫は捕まえやすかったですね。それと木を蹴って、虫を落としてました」と木に“技をかけた”エピソードを披露した。さらに「カブトやクワガタなどの虫は好きなんですけれど、ゲジゲジ系は受け付けないんですよ」と明かした。
「甲虫王者ムシキング」は、2003~10年に展開された子供向けゲーム。カブトムシなどの昆虫がプリントされたカードを使ってじゃんけんのルールで対戦する。カードの累計出荷枚数は約4億9800万枚に達したほか、公式大会が10万回以上催され、回数がギネス記録に認定されるなど人気を集め、テレビアニメも放送された。
新型機「新甲虫王者ムシキング」は、育てた虫をカード化できるほか、1プレーにつき一つ付与されるスタンプを五つ集めると、虫形玩具「Vガジェ」が手に入り、本体にセットすると、虫が大幅にパワーアップする仕組み。後継機は、同所で18日から開催される「国際土壌年2015記念『大昆虫展』in東京スカイツリータウン~昆虫から人間は何を学ぶか~」(大昆虫展)などに設置される。