フィギュアスケート選手の小塚崇彦選手（26）とフジテレビの大島由香里アナウンサー（31）が婚約したことが23日、明らかになった。小塚選手が所属するトヨタ自動車とフジテレビがファクスを通じて発表した。結婚は来年の予定で、挙式・披露宴は未定。大島アナはこれまで通り仕事を続けるという。

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　小塚選手は1989年2月27日生まれ、名古屋市出身。2007年に中京大学付属中京高校を卒業後、4月からトヨタ自動車に所属しながら中京大学体育学部に社会人学生として進学。2011年の4月からは同大大学院に進学した。06年の世界ジュニア選手権では優勝、08年のグランプリファイナルは2位で、10年にはバンクーバー五輪で8位、全日本選手権で優勝した。11年の世界選手権では2位に入っている。

　大島アナは1984年1月24日生まれ、神奈川県出身。2006年に成城大学を卒業後、07年にフジテレビに入社後、「スーパーニュース」のフィールドキャスター、情報番組「サキヨミLIVE」、11年4月から「スーパーニュース」のキャスターなどを担当。12年10月からは「ニュースJAPAN」、15年4月からは「あしたのニュース」のメインキャスターを務めている。

　◇二人のコメントは以下の通り

　＜小塚崇彦選手のコメント（原文まま）＞

　「2010年のバンクーバー五輪帰国後の先輩たちとの食事会で知り合いました。それから3年後、股関節のけがによるスランプで辛かった時期を支えてもらい、また話をしているだけで焦る気持ちも消え、『スケートに戻ろう』と思わせてくれる存在になっていきました。その後もそれぞれの立場で切磋琢磨（せっさたくま）しあい、私にとって忘れることのできない全日本選手権を共に二度経験してくれたことが、今回の婚約を決断する大きなキッカケとなりました。現役スケーターということで、彼女に不安を与えたり、心配な気持ちにさせたりすることもあるとは思いますが、より一層責任感を持ち、仕事に取り組んでいきたいと思います」

　＜大島由香里アナのコメント（原文まま）＞

　「氷上で見せる通りのまっすぐで純粋なところ、日本を背負って戦う姿を尊敬しています。どんな経験を通しても喜怒哀楽を心から共有でき、私の知らない世界を次々と見せてくれる人です。これからも仕事に邁進し、支えてくださった多くの方々に少しでも恩返しができるよう、互いに成長してまいりたいと思っています。今後とも、温かく見守りご指導いただければ幸いです」