相棒:4代目・反町隆史は異色の法務省キャリア官僚 役名は冠城亘でビジュアル初公開

初公開された10月スタートの「相棒season14」のビジュアル。(左から)水谷豊さん演じる杉下右京、反町隆史さん演じる冠城亘=テレビ朝日提供
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初公開された10月スタートの「相棒season14」のビジュアル。(左から)水谷豊さん演じる杉下右京、反町隆史さん演じる冠城亘=テレビ朝日提供

 反町隆史さんが、水谷豊さん主演の人気刑事ドラマの最新シリーズ「相棒season14」(テレビ朝日系、10月スタート)で演じる4代目の相棒が、警察官ではない法務省のキャリア官僚であることが10日、明らかになった。また役名が冠城亘(かぶらぎ・わたる)であることも明らかになり、水谷さん演じる杉下右京とのツーショットのビジュアルも初公開された。冠城は、頭脳明晰(めいせき)で「現場に興味がある」という理由で法務省から警視庁へ出向するという設定で、相棒が警察官以外となるのは今回が初めて。反町さんは役どころを「真実を突き止めることへ執着のあるキャラクター。あらゆる手段を使い、事件を解決に導こうとします」と説明している。

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 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。2000年6月に単発ドラマとして登場し、02年10月から連続ドラマ化され、08年に映画化もされた。

 これまでの右京の相棒は、寺脇康文さんが演じた初代・亀山薫、及川光博さんが演じた二代目・神戸尊、成宮寛貴さんが演じた三代目・甲斐享でいずれも警察官だった。

 冠城は、人事交流で通例の警察庁ではなく、警視庁への出向を希望。「season13」の最終回で、甲斐が逮捕され、右京がその責任を取って無期限停職となって主(あるじ)を失った“旧特命係”を“仮住まい”とする。捜査経験はないが、法務事務次官を後ろ盾にし、少々の無理は通してしまう侮れない一面を持つ……という役どころ。どのように右京と出会い、相棒となるのかが見どころの一つとなる。

 反町さんは「右京さんとの掛け合いやコンビネーションがどのような化学反応を起こすのか。冠城の相棒っぷりにも注目してほしい」とコメントしている。

 「相棒season14」は、15年10月~16年3月の毎週水曜午後9時に放送される。

 また冠城の等身大パネルが10日から、同局のアトリウムの「相棒テラス」で展示される。冠城の全身ビジュアルの公開は同所が初めて。

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