長谷川博己:「もう少し枯れないと……」 自身の演技振り返る

映画「この国の空」の舞台あいさつに登場した(左から)工藤夕貴さん、二階堂ふみさん、長谷川博己さん、荒井晴彦監督
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映画「この国の空」の舞台あいさつに登場した(左から)工藤夕貴さん、二階堂ふみさん、長谷川博己さん、荒井晴彦監督

 俳優の長谷川博己さんがこのほど、東京都内で行われた主演映画「この国の空」(荒井晴彦監督)の舞台あいさつに登場。長谷川さんは自身の演技に対して「まだまだ修行が足りない」と謙虚な姿勢を見せたが、共演者でこの日登壇した女優の工藤夕貴さんに「十分悪くて、いやらしかったですよ」とフォローされていた。

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 舞台あいさつには、長谷川さんや工藤さんのほか、ダブル主演の二階堂ふみさん、荒井監督も出席。長谷川さんは、尊敬する俳優に、戦後の名優、森雅之さんの名を挙げ「到底ダメだ(届かない)」と話し「もっといやらしい目は必要でしたね、もう少し枯れないと……」と話すと、荒井監督は「若いから仕方ない、そんなに焦らなくても」と諭して会場の笑いを誘っていた。

 「この国の空」は芥川賞作家・高井有一さんの同名小説が原作。1945年、第二次世界大戦の終戦を間近に控えた東京を舞台に、19歳の里子(二階堂さん)と、隣に暮らす妻子を疎開させた銀行支店長の市毛(長谷川さん)の恋愛模様を描いている。

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