沖縄を拠点に活動するロックバンド「ORANGE RANGE」が10枚目のアルバム「TEN」(ビクターエンタテインメント)を26日に発売した。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
2013年に前作「spark」を発表後、2014年をライブイヤーと位置づけたバンドは、年間を通して四つのライブツアーを行いつつ、並行してこのアルバムを制作した。アルバムのテーマは「カメレオン」。みずからの幅広い音楽性に制限を設けることで焦点を絞った近作に対し、このアルバムはどんなタイプの音楽にも合わせることのできる自らの長所を最大限に生かした懐の深い一枚となった。抑えたリズムとブリーピーなシンセが印象的な「We got the Power」、かつてのグループサウンズを彷彿(ほうふつ)とさせる「セプテンバー」など、バラエティーあふれるさまざまな音楽を聴かせてくれる。
アルバム「TEN」は全10曲入り。2005年のヒットアルバム「ИATURAL」の楽曲をメインに披露した2015年春のコンサートツアー「RANGE AID+ presents “RWD← SCREAM 015”」から、最終日だった5月9日のZepp Namba(大阪市浪速区)での公演の模様を16曲と、昨年暮れのコンサートツアー「テブラ DE ゴメン TOUR 014」から12月17日の渋谷公会堂(東京都渋谷区)公演にて披露された未CD化の新曲「JIN JIN」「マ・ギレテ」の映像を収録するDVDが付く初回限定盤は4167円(税抜き)。CDのみの通常盤は2900円(税抜き)。