「第153回芥川龍之介賞」(以下、芥川賞 )を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」が初めて映像化され、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信されることが28日、明らかになった。又吉さんは「どうなるのか僕も楽しみです。早く見てみたいです!」と喜んでいる。
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「火花」は、売れない芸人の徳永が天才肌の先輩芸人・神谷と電撃的に出会い、弟子入りを申し込み、やがて頻繁に会うようになるが……という物語。又吉さん初の純文学小説として3月に刊行され大ヒット。芥川賞受賞後も発行部数を伸ばし、純文学としては異例の230万部を突破している。
ネットフリックスは、テレビドラマやドキュメンタリー、コメディー、独自コンテンツを月々定額で提供する動画配信サービス。9月2日から日本での配信を開始する。50カ国以上で提供されており、会員数は6500万人以上。日本では、女優の桐谷美玲さん主演のオリジナルドラマ「アンダーウェア」、10~20代の男女の共同生活を追う番組「テラスハウス」の新シーズンなどが配信されることでも話題になっている。
ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ社長は「日本にたくさんあるストーリーの中でも、以前より又吉直樹さんの『火花』をぜひネットフリックスにて映像化したいと思っておりました。弊社で『火花』を映像化し、日本、そして世界で配信できることになったのを心よりうれしく思っています」とメッセージを寄せている。
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